「ツイてない」ことなんて私たちには起きません。
起きたことを「ツイてない」と思うから結果的にツイてない出来事になってしまうのです。何が起きても「ツイてる!」と思えば私たちの人生はツキだらけになります。
今日は、悪天候のため飛行機が欠航になり空港に閉じ込められてしまった「めっちゃツイてた!」私の体験談を紹介します。
閉鎖された新千歳空港
数年前の12月の出来事。
俺は東京から日帰り出張で札幌を訪れた。夕方前に仕事が終わり、エアポートライナーで札幌駅から新千歳空港へ向かう。
空港に到着すると搭乗手続きをちゃっちゃっと済ませ検査場の前で椅子に座って手荷物検査が始まるのを待つ。
ところがいくら待っても検査場が開く様子がない。時計を見ると俺の飛行機の出発時刻が迫っている。不審に思い航空会社のカウンターで質問すると「悪天候のため到着便が遅れている」との回答。
「悪天候?」
さっきまでいた札幌は、晴天でこそなかったが雪も降っていなかったし風も吹いていなかった。空港の中にいたら外の様子がわからないのだが、スタッフが言うには夕方から急激に天候が荒れて、外では大雪になっているらしい。ついでに暴風が吹きまくっていると、うひゃー。
真冬の北海道ではそんなこともあるのか、仕方ない、と俺はまた漫画を読みながら待つことにした。
その間に空港内は人で溢れかえってきた。札幌から電車が到着するたびに大勢の乗客が降りてくる。本来ならその乗客たちは飛行機に搭乗して次々に飛び立つのだが、今はそれが止まってしまっている。
空港にどんどん人がやって来るが、誰も出発できない状態なのだ、あひゃー。
時計を見ると俺の飛行機の出発時刻はすぎていた。そればかりか次の便の出発時刻も迫っている。そして空港内には人が増える一方。
嫌な予感がした。
さっと椅子を立って空港内の案内地図を眺めた。一つだけホテルがある。俺は念のためにホテルの方へ向かってコンコースを歩き出した。
ホテルの最後の一部屋を予約できた
ホテルへ向かう通路も広場も人で溢れかえっていた。俺と同じビジネスマン風の人、団体ツアーの人、高校や中学の制服を着た修学旅行みたいな生徒もたくさんいる。いつ開くかわからない搭乗カウンターの前には長蛇の列。
俺がホテルのフロントに到着した時だった。空港内放送が流れ「本日は悪天候のため全便欠航となりました」とアナウンスされたのだ。なんだってー!
しかしそのタイミングでフロントのカウンターに着いた俺はラッキーだった。「今夜部屋は空いてますか?」と聞くと
「はい、あと1部屋だけ空いています」
との答え。おおー!ラッキー、俺はすぐその最後の1部屋を確保した。俺が手続きが終わった頃にはホテルのフロントも人で溢れかえり「部屋はありますか?」「申し訳ございません、本日満室です」の応酬が繰り返されていた。
電車も高速道路も閉鎖され陸の孤島状態になった新千歳空港
部屋にカバンを置いて、夕食を食べようと思い空港内をぶらぶら歩く。
今日は全便欠航になったのに空港内では人が減る様子がない。どうしたのか売店の人に聞くと、
大寒波が襲来して空港の外はマイナス20度
猛吹雪のため札幌と新千歳空港を結ぶ線路が雪で埋まってしまい電車が全てストップしたらしい。
さらに高速道路も全線閉鎖。バスもタクシーも運行不能になっている。
つまり今夜、空港に押し寄せて缶詰状態になっている数万人の人たちは、飛行機に乗れず、札幌に戻ることもできず、かといってエアポートホテルが満室なのでホテルに泊まることもできず、空港内の通路や広場の床で一晩過ごす事になるのだ。
そう考えるとタッチの差でホテルの部屋を確保できた俺はチョーラッキーだった!うはは。
床に座り込む制服JC、JKのパンチラが見放題!
そう言えばさっきホテルへ向かうとき、そこかしこで制服姿のJCやJKを見たことを思い出した。修学旅行で足止めをくらった大勢の制服JCJKたちも今夜、この空港内の通路や踊り場の床で寝るのだ。
これはパンチラチャンス!
俺は早速JC、JK達の制服パンチラを求めて空港内を歩き回った。空港内にある椅子の数は限られているので、そこらじゅうの床にたくさんの人たちが座ったり寝転んだりしている。
災害時の避難所とか難民キャンプのような様相だ。ひどい混雑度合、すごい人口密度。
たくさんの制服JC、JKもミニスカートで床に座っている、うははは!そして床に座り込んだ制服ミニスカのJC、JK達のパンツがいっぱい見えた。こりゃ~みんなが寝静まった頃に来たら、あられもない寝姿が楽しめるぞ、と思ったら、ちんこが硬くなってしまった。
俺は人混みの中を歩きながら「あー、見えてる」「お、あの子も」「う、この子も」と制服パンチラを楽しんだ。
しかし人間というのは贅沢なもの。
次々に見えるから今見たばかりのパンチラを忘れてしまう、ってニワトリか!
そもそも記憶に定着できるほどじっくり長く見れない。それにパンツが見えてるって言ってもガバーっとまたを広げて見せているわけではない。中にはそういう子もいたけど。
それに大量にパンチラが見れる場合、男はどうするか?
なるべく可愛い子のパンチラを目に焼き付けようとする。悲しい習性だ。
そうするとパンツより顔ばかり見て歩くことになる
それもパンチラを楽しむことができない大きな理由だった。まあ贅沢と言えば贅沢だけどなんだけど。
ワンフロア下は空いていた
制服パンチラを楽しむことへの集中力が薄れると、トイレへ行きたくなった。ところがトレイへ行こうとしたら長い行列ができていた。
それで俺は試しにワンフロア下にある到着ロビーに降りてみた。そこは2階の人混みが嘘のようにガランと空いていた。そしてトイレも空いている。
用を足してトイレから出るときに一人の少女とすれ違った。
めっちゃくちゃ可愛い。足がすらっと長くセクシーなプロポーション。でも中高生には見えない。小学生?一人っぽい。俺の心臓はドクンと高鳴る。
トイレの出口付近でさりげなく待っていたらその女の子が出てきた。出てくるとき顔をあげて俺と目があった。俺がこくん会釈をするとその子も軽く頭を下げて、俺の前を通り過ぎた。
その後どこへ行くのか見ていたら2階へは戻らず、到着ロビーの長椅子に1人で座った。
心臓がドキドキする。これはチャンスでは?
俺は女の子が座っている椅子の前を歩いて通り過ぎた。ゆっくり歩いてさりげなく顔を見たら彼女も顔を上げてまた俺と目が合う。少し離れたところで立ち止まり、俺はスマホを取り出し誰かと電話で話すそぶりをした。
それから引き返して彼女の前を通るとまた目が合った。俺はニコッと笑って「大変だね」と言った。女の子もニコッと笑い「あ、はい」と答える。周りには人がいない。俺が「隣いい?」と聞くと「あ、いいですよ」とスペースを開ける。
それで俺は女の子の隣に座った。
お風呂に入れないのはありえないらしい
俺は内心ドキドキしながらでもそんなそぶりは見せずしばらくスマホの画面を眺めるふりをしていた。
それから心の中で決心を固め女の子に声をかける。
「東京に帰るの?」
すると女の子も顔をあげ俺の方を見て「はい」と答える。これはいけるぞ、うはは!しかもヤバイくらい可愛い!わおー!
「北海道には何しに来てたの?」「あ、学校のスキー教室です」「え、学校でスキー?北海道に?」「はい」「え、小学生でしょ?」「はい」「小学校で北海道にスキー教室なんてリッチだね」というと「そうですね」と肩を揺らして笑った。
「どこで滑ったの?」と聞いたら「うーーん、ルスツ?っていう場所だったかな?」と答えた。「自分が行ったところがわからないの?」と聞いたら「あたし、地図とか地名とかめっちゃ苦手なんです」と言った。
女の子は小学6年生で名前はせりかちゃん。Gパンにタートルネックの黒いセーターを着てる。いすの横にパステルカラーのフード付きの上着を置いていた。
友達と気まずいことになっちゃって1人で空港内をぶらぶらしていたらしい。1階に降りてきたら上とは違ってガラガラに空いててびっくりしたという。*通常、出発ロビーから到着ロビーへ移動する人はいないからその動線はわかりにくい
「先生とか君のこと探してるんじゃないの?」と聞いたら「大丈夫ですよ、もう自由行動だから」と答える。担任の先生も旅行会社の人もヘトヘトに疲れていてそれどころではないらしい。
「それに明日も1日中飛行機は飛ばないって言ってました」
ええ~ー!
「じゃあ、明日も丸1日この空港内で過ごすことになるのか」「はい。だから、先生たちも誰もどうーしよーもないんです」
それなら尚更、エアポートホテルの部屋を取れて俺はラッキーだった。
「ギリギリ最後の1部屋を取れたんだよ」と俺が言ったら「えーお風呂ありますか?」とせりかちゃんはすごい勢いで聞いてきた。
「北海道って外は寒いのに、建物の中とか電車の中がものすごく暑くって困る」。汗をかいたのに今夜も明日の夜もお風呂に入れないのはありえないらしい。
「そのホテルって空港の中にあるんですよね?」「うん、2階の出発フロアの一番端っこ」「きゃー、連れてってください。あたしお風呂に入らないなんてちょーあり得ないんです!」「ええー」「それにこんな床じゃ寝れません!」
せりかちゃんは当然のように俺の部屋に行ってお風呂に入りたいと言い出した。
この状況で断ったら俺がぶん殴られるくらいの勢いで
「わかったわかった」ととりあえずなだめて、俺はもう一度せりかちゃんに確認してみた。本当に今は自由行動なのか?いつまで自由行動なのか?点呼とか集合時間は決められいないのか?と。
すると先生は場所を指定してたけど人が多すぎてみんな好き勝手に移動してるらしい、寝やすい場所を探して。それを聞いて俺はいけると確信した。
俺は案内地図でホテルの場所を教え、ホテルの入り口で待ってるので少し経ったらくるように言った。地図が苦手だと言うせりかちゃんだったけどお風呂に入りたいと言う強烈なモチベーションで真剣に見ていた。
それから一旦せりかちゃんと別れ、ショッピングエリアで甘いものとかお菓子とか飲み物を買って、出発フロアの一番端っこにあるホテルの入り口で待つ。
俺の心臓はどくどく脈打っている。今夜、小学生の女の子、それも奇跡的な美少女とホテルの部屋で一晩過ごす。うおー!
そう思ったら本当に来るのか急に不安になってきた。途中で考えが変わるかもしれない。まあそうなったらそうなったで仕方ない。いい夢が見れたと感謝すればいい。
しばらく待って、せりかちゃんの姿が見えないのでやっぱり来ないんだ、と諦めて部屋に戻ろうとしたとき、通路の先にこちらに歩いてくる女の子の姿が見えた。
来た!
せりかちゃんは俺を見るとえへへと笑いながら髪をさっと手で払って近づいてくる。途中で友達と会って(気まずくなった友達ではないらしい)少しおしゃべりしてたらしい。
それから俺たちはホテルのロビーを通り抜け客室に向かった。
〜続く
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